人数・用途・シーンに合わせて2通り

組み変えて使うことができる焚き火スタンド

ソロキャンパーや少人数で集まるグループキャンプのシーンにもぴったりな、持ち運びやすいコンパクトな携帯性と、立ち登る炎の美しさや焚き火そのものを楽しみたい人も満足な高い燃焼性。軽くて丈夫、安全で、使う人が工夫できる余地もある機能的な構造設計。

精密板金加工の工場が真剣に開発に取り組み、今まで培ってきた設計・加工のノウハウを活かした製品です。金属の特性+道具としての機能+工業デザインがアイデンティティとして盛り込まれています。

MOSS TETSU-KON

鉄は熱に対してとても安定した性質を持ち、古くから多くの調理器具にも採用され、馴染み深く理想的な材質です。その鉄に「ブランニュー・ブルックリンテイスト」として、一般的な黒皮鉄材の製品とは異なる「鉄紺色」の処理を施し、MOSSシリーズに於いて最も強い個性とダメージ加工仕上げにより、ダメージデニムのような一つ一つが独特な表情と無二の質感を与えた特別モデルです。薪・炭のいずれの燃料でも900℃以上の耐熱テストと過熱減熱繰返しテスト*1を実施した製品です。

*1：中心温度９００℃以上の繰返し加熱と徐熱の影響を与え、金属の膨張・収縮での自己分解性を評価する重要なテストの事です。

お手入れをしながら「育てる」道具

一般的な工業製品では忌み嫌われる変色や経年変化も、革製品のように、使い方や環境によって個性が現れる、唯一無二の愛着が持てる魅力になります。大切に使って、お手入れをしながら道具が変化していくのを実感できるのは、鉄という素材が持っている魅力の一つです。いろいろなシチュエーションでの焚き火の記憶と共に、道具が育っていく様子も楽しんでください。

地面の起伏に追従し、安定して設置

脚部が可動することで地面の起伏に追従し、安定して設置することができます。凹凸に対し20mm前後の追従性が考慮されています。※本体の転倒などにつながるおそれがありますので傾斜地や不安定な場所で使用しないでください。設置した状態でガタツキのないことを確認してください。

高い自己燃焼性で綺麗な炎

火吹き棒(筒)をほぼ必要としない自己燃焼性があります。プレートの組み合わせる角度と通気孔の配置、上昇気流によって外側から中心に向かって空気が流れて綺麗な炎が形成されます。

分解しにくく、後片付けも楽に

逆さまにしても分解しにくい組み立て構造と、ロストルが落下しづらい簡易なロック機構があります。灰や炭の処分の際などに扱いやすくなるよう考慮されています。

様々な使い方ができ、ユーザーが工夫できる

専用プレートの上端にあるＵ字の切り欠きは、スキュア(串)などを渡してケトルや飯盒を設置することを想定しています。様々な使い方ができるようユーザーが工夫できる余地を持たせています。

【お使いいただく前に】初回熱入れによって完成する設計

初回は必ず5枚で組み立てた状態での熱入れを行ってください。専用プレート全5枚を熱伸縮させる必要があります。熱によって金属が伸縮する特性を考慮して設計しているで、初回の熱入れを行うことで想定している寸法に近づきます。

【お手入れの方法】より長くご愛用いただくために

優れた対熱特性を持つ鉄ですが、酸化しやすい材質です。鉄紺処理を施しても鉄本来の性質は保っています。使い込んだ酸化跡が独特のエージングになります。より長くご愛用いただくために、ご使用後は防錆オイルやシリコンスプレー等の塗布をお勧めします。

クラッチバッグ型

耐久性・持ちやすさ・出し入れの容易さを考慮し、大きな開口部があるクラッチバッグスタイルを採用。12ozの綿キャンパスを2枚重ねて縫製する事で、折り畳めるしなやかさとアウトドアで必要な強度のバランスを考慮しています。